ユベントス(イタリア1部)が、ボローニャ(同1部)を率いるチアゴ・モッタ監督の招へいに興味を持っているようだ。『フットボール・イタリア』が伝えた。
昨季はキャピタルゲイン不正による勝ち点剥奪などで今季の欧州コンペディション出場を逃したユベントスだが、今季のセリエAでは2位に位置。直近のナポリ(イタリア1部)戦では1-2で敗れており、首位インテル(同1部)との差は15ポイントに離れてしまっている。
そのなかで、ユベントスは2025年夏まで契約を結んでいるマッシミリアーノ・アッレグリ監督を解任した場合の後任としてモッタ監督をリストのトップに見据えているようだ。ユベントスのスポーツディレクター(SD)を務めるクリスティアーノ・ジュントリ氏はナポリ時代にも引き抜きを目指すなど、同氏を高く評価しているようだ。
また、イタリア人指揮官とボローニャの現行契約は今季限りまでとのこと。だが、ミラン(イタリア1部)やナポリ、バルセロナ(スペイン1部)など複数クラブも目を光らせている同氏はボローニャと新契約を結ぶ可能性は低いようだ。
現役時代にバルセロナやアトレティコ・マドリードなどでプレーしたモッタ氏は、2018年に現役を引退したパリ・サンジェルマン(PSG)の下部組織で指導者キャリアをスタート。2022年9月にボローニャの監督に就任すると、来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権内となる4位に位置している。