ラファエル・レオン 写真:Getty Images

 ミラン(イタリア1部)に所属するポルトガル代表FWラファエル・レオン(24)が、自身の去就について言及した。『フットボール・イタリア』が伝えた。

 2019年夏にリールからミランに加わり、スピードを生かしたドリブル突破やチャンスメイクの能力を高さを武器に攻撃の中心選手としてクラブのスクデット獲得にも貢献してきたレオン。背番号を「10」に変更した今季はここまでセリエA24試合に出場して4ゴール8アシストの数字を残している。

 そんなレオンにはフランス代表FWキリアン・ムバッペの退団が決定的となっているパリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)やチェルシー(イタリア1部)など複数クラブが関心。だが、ポルトガル代表FWはイタリア『コリエレ・デッロ・セーラ』で2028年夏まで契約を残しているミランへの忠誠を口にしている。

 「僕の将来はミランにあるし、ここでの契約が4年も残っている。ミランは僕がとても困難な状況にあった時に助けてくれた。僕は忘れないよ。忠実だからね。ミランにやってきたときは子供だったけど、今は男としても選手としても、成長できた。また勝ちたいし、僕の頭はここにあるよ」

 また、レオンは「強いチームはたくさんあるけど、僕らには明確な考えがある。決勝まで勝ち進み、優勝することだ」と、勝ち残っているUEFAヨーロッパリーグ(EL)での目標を口に。そのELベスト16でミランはスラビア・プラハ(チェコ1部)と激突する。