不調への理解促進に向けて
女性特有の健康課題や不調への理解促進に向けて、いったい何が必要なのでしょうか。
男女別で質問すると、女性は「パートナーや同僚など、周りが不調に関する理解を示したら、本人も感謝を示すこと」に「とてもそう思う」と答えた人が42.3%でした。「女性だけでなく男性、社会全体で理解を示す態度」(41.8%)、「女性の健康課題に関する正しい情報発信」(41.5%)と続きました。
一方、男性は「女性だけでなく男性、社会全体で理解を示す態度」に「とてもそう思う」と答えた人が36.5%と最も多く、次いで「気軽に相談できるかかりつけ医や専門家へのアクセス」(34.9%)、「パートナーや友人、同僚等、周りができる限りのサポートを行うこと」(34.3%)となりました。
女性の不調に関しては、男性側からも積極的に理解を示していくとともに、女性側も感謝の気持ちを示すことが必要なのかもしれません。
調査概要
100年生活者調査~女性の健康課題編~
調査目的:人生100年時代における幸福と女性の健康課題に関する意識調査
調査手法:インターネットモニター調査
調査期間:2024年1月
調査対象者:20~80代の男女728人
<参照>
国際女性デーを前に、【100年生活者調査~女性の健康課題編~】を実施 女性の3人に2人が生理痛などの健康課題を周りに共有する時代、男性の半数以上が「自分のサポートに不安を感じている」と回答