アルダ・ギュレル 写真:Getty Images

 ミラン(イタリア1部)が、レアル・マドリード(スペイン1部)に所属するトルコ代表MFアルダ・ギュレル(19)の獲得に興味を持っているようだ。イタリア『カルチョ・メルカート』が伝えた。

 卓越したボールコントロールと高い左足のキックが売りであることから”トルコのメッシ”とも呼ばれるギュレルは、2019年にフェネルバフチェの下部組織に加わると、2021年にトップチームデビュー。昨夏に6年契約でマドリードに加わった。

 しかし、プレシーズンのアメリカ遠征で負傷すると、その後も離脱を繰り返して新天地デビューは年が明けた今年の1月のコパ・デル・レイ3回戦。今季はここまで公式戦5試合の出場にとどまっており、来季はレンタルで経験を積むとの見方が強まっている。

 そのなかで、マドリード移籍前にも獲得を模索しいていたミランがスペイン人MFブラヒム・ディアスと同じような長期レンタルでの獲得に興味を持っている模様。ただ、マドリードはラス・パスマス(スペイン1部)やレアル・ソシエダ(同1部)、マジョルカ(同1部)も関心を示している同選手をスペインのクラブにレンタルしたいと考えているようだ。

 なお、カルロ・アンチェロッティ監督はトルコ代表MFについて「忍耐が必要。確かに彼には出場機会が必要だが、試合やチーム、その時によっては違う選択が求められることもある。私は彼を信頼しているし、彼の才能をファンの人に見てもらいたいし、評価してもらいたい」と述べている。