コナカは2月20日、バッグブランド「サマンサタバサ(Samantha Thavasa)」などを手掛けるサマンサタバサジャパンリミテッド(以下サマンサタバサ)を7月1日付けで完全子会社にすると発表した。株式交換により完全子会社化し、サマンサタバサは東証グロース市場から上場廃止になる予定。サマンサタバサの株式は2023年8月末時点でコナカが59.09%、創業者の寺田和正氏が16.78%を保有している。
サマンサタバサは、昨年5月にコナカから18億円を調達し、従業員への冬季賞与を全額カットするなど構造改革に取り組んできたものの、2024年2月期の通期決算は親会社株主に帰属する当期純利益が11億4000万円の赤字で8期連続の最終赤字になる見通し。
コナカとの経営統合の発表があった翌21日、サマンサタバサ株は取引時間内に商いが成立せず、40万2200株の買い注文を残すストップ高となった。
文・セブツー編集部/提供元・SEVENTIE TWO
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