コロナワクチン(特にmRNAワクチン)をめぐる議論は専門的になりすぎ、反ワクチン派の偽情報が乱れ飛んで、一般の人にわからなくなっているが、ちょっと問題を整理しておこう。予防接種の安全性には、次のような基準が考えられる。
コロナワクチンは絶対安全なのか? リスクがゼロでない場合、予防接種としての安全性基準を満たしているのか? ワクチン接種で避けられた被害はワクチンの薬害より大きかったのか?このうち河野大臣や医クラの主張していた1は問題外であり、厚労省も死亡例を認めている。では2はどうなのか。Geminiにきいてみた。
Q. 予防接種で許される死亡率は?厚生労働省は、ワクチンの安全性評価において、副反応報告の頻度に基づいて以下のように分類しています。
極めて稀: 100万接種当たり1例未満 稀: 10万接種当たり1例以上~100万接種当たり1例未満 比較的稀: 1万接種当たり1例以上~10万接種当たり1例未満 頻度不明: 現時点では頻度を推定できない死亡は最も重篤な副反応であり、上記の分類では「極めて稀」に該当します。