ブラジルのある男性が、埋蔵金を求めて自宅の台所の床下に深さ130フィートもの穴を掘った結果、急死するという事件が発生した。

 地元メディアの報道によると、この事件はジョアン・ピメンタ氏が1年以上前に「予知夢」を見たときに始まったという。 ピメンタ氏は自宅の地下から莫大な富を見つけるという夢を見たのだが、普通の人なら単なる夢で済ませるところが彼は「この夢は真実を伝えている」と確信。自宅の地下を実際に掘り返すことにしたのである。

 その後1年間、ピメンタ氏は「宝探し」に没頭した。彼は敷地内を掘り返すために労働者を日給約70ドルで雇っていた。しかし穴が深くなるにつれ、その額はなんと500ドルにまで上昇。 その結果、坑道は最終的に130フィートという驚異的な深さに達したが、大きな岩に到達して進みが途絶えてしまった。しかしプロジェクトを続けるためにピメンタ氏はダイナマイトの使用を検討。 近隣住民は当然、彼が掘削に爆発物を使用する計画に懸念を示したが、その懸念が現実のものとなる前に、ピメンタ氏が足を滑らせて掘削坑に転落、死亡してしまったのである。

 隣人らの証言によれば、彼は自分の蓄えを宝探しに注ぎ込み、他の財産も売り払って機材を購入し、発掘の資金に充てていたという。財宝を夢見た男性の結末はなんとも呆気ないものとなってしまったようだ。

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文=加藤史紀(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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提供元・TOCANA

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