2024年1月1日、日本は石川県に重大な被害をもたらした大地震の発生で不安の多い年明けとなったが、遠くアメリカでも大規模な暴動が発生して話題になっていた。しかも暴動の原因はなんと「巨大なエイリアンが出現した」からだというのだ。
1月1日月曜日の夕方、マイアミのダウンタウンにあるベイサイド・マーケットプレイスにて大規模な暴動が発生。何十台ものパトカーがライトとサイレンを鳴らしながら現場に急行することとなった。
程なくしてSNS上に「ショッピングモールに2.4~3メートルの影のようなエイリアンが現れ、対処のために警察がモールに終結した」という書き込みが出現。噂が広まるまでそう時間はかからなかった。
冗談にしか聞こえない内容だが、この噂の信憑性は非常に高く「モールの前に平然と立っている謎の “生物 “を実際に見た」と主張する人々が何人も現れただけでなく、建物の外を歩き回る “生物 “の姿を捉えた映像まで出てきたのである。
また、「マイアミ・モールに出たエイリアンの噂が本当かどうかはわからないが、これほど多くの警察官を一箇所で見たことがないのは確かだ」と、地元に住む人のコメントもあった。
結局のところ、暴動の原因はエイリアンではなく若者たちの喧嘩に過ぎなかった。地元警察はエイリアンの侵略に対抗したのではなく、建物内で喧嘩になった50人もの10代の若者たちの大喧嘩を仲裁するために現場に駆けつけたことが明らかになったのである。
「現場にはエイリアンもUFOもETもいなかった。モールは閉鎖されず、停電等の事態も起きていなかった」との報告が上がっている。
興味深いのは、実際の事件がエイリアンとは何の関係もないにもかかわらず、エイリアンに関する憶測を広範囲に呼び起こしたことだ。「マイアミの異星人」という言葉はアメリカのX(旧ツイッター)のトレンド検索のトップ10に入り、異星人とされる人物に関する記事は複数の主要なアメリカの報道機関に掲載されるまでに至った。これは人々のエイリアンに対する興味が高まっていることの現れなのか、それとも人々は本質的にエイリアンの出現や侵略を望んでいるということなのか。いずれにせよ、遠く離れたアメリカで奇妙な噂が巻き起こったのは事実だ。
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文=飯山俊樹(ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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提供元・TOCANA
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