1888年に創業し、3世代にわたって時計製造の限界を押し広げ続けてきた“カール F. ブヘラ”が、ブランドの135周年を記念する“ミニッツリピーター ユニークピース3部作”の第2弾として、3本のユニークピースを公開した。

【スイスの高級時計カール F. ブヘラ】鮮やかな3色のミニッツリピーター3部作
(画像=『Watch LIFE NEWS』より引用)

カール F. ブヘラが創業以来追求してきた“進化を常に意識する姿勢”を余すところなく表現したというマネロ ミニッツリピーター アニバーサリーの第2弾は、メゾンの技術の粋を集めた三つのペリフェラル式複雑機構を備える最高峰のタイムピースだ。

ひとつ目の複雑機構は、両方向巻上げ式ローターを備えた“外周部で回転を支える自動巻きシステム”。二つ目は地板にもその上のブリッジにも固定されず、空中に浮かんでいるように見える“フローティングトゥールビヨン”で、他と一線を画すメゾンのトゥールビヨンキャリッジは6時位置ではなく12時位置に配されている。

三つ目が時計製造の世界で最も複雑な機構のひとつである“ミニッツリピーターレギュレーター”で、ハンマーが二つのゴングを叩いて時を知らせるタイミングを制御。さらに、6時位置のレギュレーター、文字盤下部のハンマー、ケースの内周を取り巻く円形のゴングなどを文字盤上で見ることができるメゾンならではの独自性も付加されている。

617個の部品で構成され、熟練職人が1週間以上かけてようやくひとつ組み立てられるというムーヴメント“CFB MR3000”は、カール F. ブヘラが6年の月日をかけて完成させたという。パワーリザーブは最大65時間まで確保されている。

ムーヴメントが収まるケースは18Kローズゴールド製で、同じく18Kローズゴールドであわせられた文字盤には、ダイヤモンドのインデックスと18Kゴールドの針が与えられた。さらに、ベゼルにはモデルのカラーにあわせた宝石40個がセットされ、デザイン面も華麗に仕上げられている。

【問い合わせ先】

スイスプライムブランズ

TEL.03-6226-4650

文◎Watch LIFE NEWS編集部