アメリカ西部のネバダ州で2019年5月下旬、妊娠中の女性が病院の検査へと向かう途中で急に産気づき、そのまま助手席で出産。その一部始終を、後部座席にいた10歳の息子が撮影していた。

 ルディさんは夫が運転する車に乗り、3人の子供たちと一緒に検査のために病院に向かっていた。この時、10歳の息子であるジェイデン君は、新しい赤ちゃんの誕生までを記録する撮影係を任されていたのだが、意図せず、いきなり出産シーンを撮影することとなったのだという。

 4分半ほどの映像では、夫のマイクさんが車を運転しながら片方の手でルディさんの足を撫で、急に産気づいたナディアさんを落ち着かせようとしていた。

 出産の苦しみに「アー!」と叫び声を上げるルディさん。後部座席の後ろにいた3人の子どものうち、娘2人は母親の異様な事態に恐怖を感じたのか、座席に張り付いたまま泣き叫ぶだけだった。一方、動画撮影をしていたジェイデン君は、車内の様子を撮影しながら、父親に向かって「急いで」と言う落ち着きぶり。

 ルディさんは「マイク、赤ちゃんが出てくる、赤ちゃんが出てくる~!」と叫んだが、マイクさんはさすがに本当に生まれてくるとは思っていなかったらしく、「いや、まだまだだよ」と答え、先を急いだ。

 しかし、ルディさんはもうこれ以上抑えておくことができないと感じていた。そして、いきみだしてすぐに、「赤ちゃんが出てきたわ」と言うと、股間から赤ちゃんが生まれ落ちてきた。

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