AFCアジアカップで日本代表を下したイラン代表のFWメフディ・ガエディ(UAE1部アル・イテハド・カルバ所属)にJリーグ移籍の可能性が浮上。アビスパ福岡移籍が噂されているイラン代表FWシャハブ・ザヘディとともに、日本でプレーするかもしれない。
現在25歳のガエディは、身長166cmで右利きのアタッカー。イラン1部エステグラルやUAE1部アル・アハリ・ドバイでプレーした後、昨年7月にアル・アハリからアル・イテハドへレンタル移籍。2023/24シーズンのUAE1部リーグでは、ここまで全15試合スタメン出場で7ゴール1アシストをマーク。チームが14クラブ中12位と残留争いを強いられる中、左ウイングやセンターフォワードで結果を残し続けている。
そんな中、アル・アハリは先日、成績不振によりファルハード・マジーディー監督を解任。UAE紙『マンバル・アル・アハリ』が今月1日に報じたところによると、ガエディはエステグラル時代から師弟関係にあったマジーディー監督の解任を受けて、シーズン途中での退団を望んでいるという。
ただレンタル元のアル・アハリは、ガエディの復帰を検討していないとのこと。『マンバル・アル・アハリ』は「ガエディのもとには日本のクラブからオファーが届いている」と伝えているが、クラブ名は明らかになっていないとのことだ。
なおガエディは2020年10月の代表デビュー以降、国際Aマッチ14試合に出場。今年開催のアジアカップでは開幕から2試合続けてゴールを奪取。決勝トーナメント1回戦までの全4試合でスタメン出場だったが、準々決勝日本戦と準決勝カタール戦では出番がなかった。2020年にAFC最優秀若手選手賞を受賞するなど国際舞台での実績が豊富なだけに、Jリーグ挑戦が期待される。