セレッソ大阪は今月2日開催の明治安田J1リーグ第2節で鹿島アントラーズと対戦。FWレオ・セアラのゴールもあり1-1と引き分けた中、GKキム・ジンヒョンの振る舞いに注目が集まっている。
ファン・サポーターの間で話題になっているのは、1-1で迎えた後半アディショナルタイムのシーンだ。鹿島は勝ち越しゴールを狙う中、MFギリェルメ・パレジが左サイドからクロスを供給。ゴール前にFW垣田裕暉とDF濃野公人が飛び込んだが、ボールはそのままゴールラインを割った。
そしてC大阪のゴールキックで再開される直前、ピッチにボールが2個入ると、キム・ジンヒョンがそのうち1個を外へ。このボールが鹿島サポーターの陣取るホームゴールへ飛び込むと、鹿島サポーターはすかさずブーイング。同選手はゴール裏に向かって両手をあわせて謝罪したという。
このキム・ジンヒョンの振る舞いに、X(旧ツイッター)では「能力も高いけど、良い選手だな」「キム・ジンヒョン何度も謝っていたし大丈夫」と、C大阪の守護神を擁護するコメントが。その一方で「一部の鹿島サポーターがキム・ジンヒョンを揶揄していた」といった情報も飛んでいる。
両者譲れない試合展開の中でも、プロサッカー選手として適切な行為を見せたキム・ジンヒョン。同選手に対する批判や誹謗中傷に発展しないことや、鹿島サポーターが怪我をしていないことを願うばかりだ。