連携の背景
当社では「HomeLink」アプリの高い拡張性を生かしたさまざまな家電・住設機器の管理に加え、AI活用によって太陽光パネルや蓄電池を最適な形で制御し、省エネや蓄エネ、創エネなどを実現させる「eNe(エネ)」を展開しています。
このような取り組みの中で、Q-テクノとは住宅の創エネ・蓄エネ・省エネを一つのアプリで管理・マネジメントする「ホームプロシューマ」事業をともに進めているところです。
今後EV車の普及がさらに進めば、交通環境におけるガソリンへの依存抑制に期待ができます。また、太陽光パネルや蓄電池などを備えた住宅であれば、EV充電を半自給自足的に行うことが可能であり、クリーンエネルギーの効率的な活用にもつながります。こうした点から、当社としましては、今回の連携を電力不足対策や脱炭素社会の実現というテーマに貢献できる取り組みであると捉えております。
両社のコメント
<リンクジャパン>
今回の連携で「AIとIoTで住宅カーボンニュートラルを実現し、自給自足できるスマートな家」の実現に向けた大きな一歩を踏み出せました。
これからもAIとIoT技術で住宅のあらゆるエネルギー源をリンクし、創エネ・蓄エネ・省エネをワンプラットフォームで実現することで、時代の流れと国際情勢の不透明さが増す昨今において家計や生産コストに直結する現実問題となった「再生可能エネルギー」を活用できるスマートな家が普及するよう邁進してまいります。
<九電テクノシステムズ>
当社は、2009年のEV充電器開発スタートからEV充電器普及を通じ、自動車の電動化に寄与してきました。
一般家庭へのEVの導入機運も高まり、住宅におけるエネルギーマネジメントは複雑化しています。
九電テクノシステムズのエネルギー分野と、リンクジャパンのIoT分野、それぞれの技術や知見を組み合わせることで、各家庭がホームプロシューマを実現し、快適なエネルギー活用できる暮らしを提案してまいります。
今後の展開について
当社とQ-テクノはこれまでも、蓄電池制御などの分野において連携事業を展開しています。今回のスマートEV充電器に加え、今後もさまざまなQ-テクノ製品と「HomeLink」アプリとの連携を進め、利用者により快適な暮らしを提案してまいります。