レアル・マドリード(スペイン1部)が、パリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)に所属するモロッコ代表DFアクラフ・ハキミ(25)の獲得に興味を持っているようだ。クラブの番記者であるマリオ・コルテガナ氏が伝えた。
マドリード下部組織出身のハキミはボルシア・ドルトムントやインテルで評価を高めて、2021年夏にPSGへ加入。豊富な運動量を生かした上下運動や高い攻撃能力を武器に初年度からレギュラーとしてプレーすると、今季もここまで公式戦27試合に出場して4ゴール5アシストの数字を残している。
そんなハキミに対して、32歳とベテランであるスペイン代表DFダニエル・カルバハルの後継者を探しているマドリードが目を光らせているという。PSGは2026年夏に契約満了となるモロッコ代表DFとの契約更新を望んでいるものの、契約延長を拒否した場合は2025年夏か2026年夏の獲得を検討しているようだ。
また、マドリードは今夏に左サイドバックの強化としてバイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)のカナダ代表DFアルフォンソ・デイビスの獲得に動いているとされている。すでにマドリードと個人合意に至ったとされる同選手は、来夏に契約満了を迎えるバイエルンとの延長交渉が難航しており、このプランをハキミ獲得オペレーションにも採用したいと考えているようだ。
なお、ハキミの大親友として知られるPSGのフランス代表FWキリアン・ムバッペは今夏のマドリード移籍が有力視されている。