鹿島アントラーズは今月2日開催の明治安田J1リーグ第2節でセレッソ大阪と対戦。FWレオ・セアラのゴールにより先制を許した後、FW鈴木優磨のDF登里享平に対するファウルを巡り議論が白熱している。
ファン・サポーターの注目を集めているのは、61分のシーンだ。GK早川友基からのロングボールを目がけてFWアレクサンダル・チャヴリッチが相手選手と競り合った後、セカンドボールに反応したMF為田大貴がヘディングで登里へバックパス。登里が左足でボールを蹴り出した直後、鈴木が身体全体で登里に体当たりをしたのだ。
登里がピッチに倒れると、主審はホイッスルを吹いて鈴木にイエローカードを提示。鈴木はやや判定に不満げな表情を見せたが、C大阪のフリーキックで試合が再開された。
このファウルもあり、X(旧ツイッター)では「鈴木優磨」がトレンド入り。「鈴木優磨劇場が始まった」「鈴木優磨のプレー荒いな」「登里へ完全にアフターチャージ、酷いな」といった声が挙がっているほか、同選手に対する誹謗中傷や行き過ぎた批判も見られる。
1月30日に行われた徳島ヴォルティスとの練習試合で右頬骨を骨折し、全治5週間と診断を受けたものの、J1開幕までに復帰した鈴木。C大阪戦でも途中出場ではあるが、様々なシーンで対戦相手に脅威を与えている。