公開前は否定的な声が多数上がっていた映画『THE FIRST SLAM DUNK』だが、いざ蓋を開けてみると絶賛の声が続出し、ネット上では多数の「手のひら返し」が発生している。

「往年の名作漫画」の再アニメ化は、概してネット民から批判の声が上がりやすいもの。果たして世の人々は、こちらの現象にどのようなイメージを抱いているのだろうか…。

■「いま、令和だぞ…」と言いたくなる?

今年は前出の、漫画『SLAM DUNK(スラムダンク)』を原作とした『THE FIRST SLAM DUNK』だけでなく『うる星やつら』『BLEACH』といった往年の名作が「再アニメ化」を果たしており、新作アニメ一覧の画像に対して「令和とは思えない」といった声が寄せられるケースも珍しくなかった。

再アニメ化の批判、じつは老害ムーブと明らかに 若者との「温度差」に目を疑う…
(画像=『Sirabee』より 引用)

こうした風潮は今年始まったものでなく、2020年は『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』、21年は『シャーマンキング』の再アニメ化が実現し、23年からは『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の放送が決定…と、もはや「再アニメ化」はアニメ業界において決して無視できない、重要コンテンツとなっているのだ。