トッテナム・ホットスパー(イングランド1部)が、チェルシー(同1部)に所属するイングランド代表MFコナー・ギャラガー(24)への関心を継続しているようだ。イギリス『デイリー・メール』が伝えた。
豊富な運動量と献身性溢れるボックス・トゥ・ボックスタイプのギャラガーは、チェルシー下部組織出身で、クリスタルパレス(イングランド1部)やスウォンジー・シティ(イングランド2部)など複数クラブへのレンタル移籍を経験。復帰2年目の今季は腕章を巻く機会も多く、ここまで公式戦35試合に出場して4ゴール6アシストを記録している。
そんなギャラガーはチェルシーとの現行契約は2025年夏までとなっているが、長期契約を望んでいる模様。しかし、チェルシーは週給15万ポンド(約2800万円)以上を支払うことに消極的であることから、停滞しているイングランド代表MFと延長交渉は難航しているという。
また、チェルシーはここ数回の移籍市場で大金を投じていることからファイナンシャルフェアプレー(FFP)違反をさけるために選手を売却しなければならず、ギャラガーはその最有力候補だという。そして、同選手に対してチェルシーは最低でも移籍金5000万ポンド(約95億円)を要求するようだ。
しかし、来夏にフリーとなるギャラガーに対して昨夏から依然として関心を示しているトッテナムなどがこの金額を支払うかは不明だという。ただ、チェルシーは昨夏に現行契約が残り1年となったイングランド代表MFメイソン・マウントをマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)に移籍金6000万ポンド(約114億円)で売却したことから、資金を確保できると信じているようだ。