2022年にスタートし、ニューヨークやロンドンで開催されてきたグローバルファッションイベント「VOGUE WORLD」の、2024年の開催地が決定した。次の会場はオリンピックに湧くパリ。イベントは6月23日(日)に、ヴァンドーム広場にて開催予定だ。
現地に行けなくても、イベントの模様は日本時間で6月24日(月)の午前4時からライブ配信される。ライブ配信の詳細は随時「VOGUE JAPAN」ウェブサイトにて発表されるとのことなので、ファッション好きはチェックしておこう。
次の「VOGUE WORLD」の開催場所はパリ
「VOGUE WORLD」は2022年、ニューヨークのダウンタウンで始まった。ファッション業界からはもちろん、セリーナ・ウィリアムズさんやリル・ナズ・Xさんなど、さまざまな分野のセレブリティが来場し、大盛況となった。
昨年はロンドンのウェスト・エンドにあるイギリス最古の王立劇場「シアター・ロイヤル・ドゥルリー・レーン」にて開催。アニー・レノックスさんやFKAツイッグスさんなど英国のアーティストがパフォーマンスを披露し、ナオミ・キャンベルさん、シンディ・クロフォードさん、リンダ・エヴァンジェリスタさん、クリスティ・ターリントンさんといった往年のスーパーモデルたちが登場した。
3年目となる「VOGUE WORLD」はその舞台をオリピックを控えたパリへと移し、6月23日(日)(現地時間)、数多くのトップメゾンがアトリエを構えるヴァンドーム広場にて、ファッションとスポーツの100年の歴史を祝して開催されます。
ファッション×スポーツ100年の歴史を祝う
コンデナストのチーフ・コンテンツ・オフィサー兼グローバル・エディトリアル・ディレクターのアナ・ウィンター氏は、「オテル・リッツ・パリ」でのプレスカンファレンスに登壇し、同イベントについて説明。
「ニューヨークでの『VOGUE WORLD』がストリートフェアで、ロンドンがシアターで過ごす華やかな一夜だったとしたら、パリはファッションとスポーツの100年の歴史、そしてこの素晴らしい都市を祝すオープニングセレモニーのようなものとなるでしょう」と述べた。
今回の「VOGUE WORLD」ではフランス全土の青少年アスレチックアカデミーとコラボ。サイクリング・体操・テニス・テコンドー・フェンシング・ブレイクダンスなどの各オリンピックスポーツと、パリで最後にオリンピックが開催された1924年以降のフレンチファッションを組み合わせた構想になるという。
また、フランスを代表するデザイナーや、歴史的にパリでコレクションを発表してきたメゾンを大々的にフィーチャーするほか、サプライズパフォーマンスも展開する予定とのこと。
イベントのプロデュースはビューロー・ベタック社、芸術監督と振付は「第57回スーパーボウル」でリアーナさんのハーフタイムショーを指揮した世界的ダンサー兼コレオグラファーのパリス・ゲーベル氏が担当する。
ライブストリームは、昨年に引き続き制作会社のDen of Thieves社、監督はテイラー・スウィフトさんの「The Eras Tour」の映像を手がけたサム・レンチ氏。PRエージェンシーのルシアン・パージュ社やKCDパリ社とのコラボも予定しているとのこと。
チャリティの面でも貢献するイベント
さらに『VOGUE』は、低所得世帯の人々にオリンピック・パラリンピック観戦の機会を提供するほか、アスリートを目指すフランス全土の若者たちをサポートする人道支援団体「Secours Populaire」と提携。チケットの売上金の一部はパリ2024チャリティ・チケット・プログラムに寄付する。
なお、チケットの販売についてはイベント詳細ページにあるメールアドレスまで要問い合わせとのこと。英語のみの対応なので注意してほしい。
オリンピック目前のファッションの祭典に期待しよう。
(Mayu)
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