maya ongakuのファーストアルバム『Aproach to Anima』が国内外で注目されている。

2021年に江ノ島で結成されたmaya ongakuを構成するのは、園田努(Vo/G)、高野諒太(Ba)、池田抄英(Key/Sax)の三人。メンバー全員が湘南地域に生まれ育ち、バンドを結成する前から幼なじみであったという。maya ongakuが拠点としている江ノ島の古着屋「ACE GENERAL STORE」には、スタジオが併設されており、地元のファッションやアート、音楽を愛する人々の溜まり場となっている。同郷のロックバンド、SuchmosのYONCEもよく出入りしており、maya ongakuのメンバーは、そこでのジャムセッションを通じて楽器の扱い方を学んだようだ。

坂本慎太郎やはっぴいえんどに影響を受けたというmaya ongakuは、バンド編成にドラムがおらず、ファーストアルバムの『Aproach to Anima』では、園田のギターヴォーカル、高野のベースに加えて、池田の木管楽器やシンセサイザー、そして自作の楽器を使うなど、音楽表現の幅が広いことが特徴的である。スタジオでのレコーディングの他に、森や水辺でのフィールドレコーディングを試みていることもmaya ongakuの魅力の一つだ。

2023年5月にアムステルダムのレーベル「Guruguru Brain」と日本の「BAYON PRODUCTION」よりファーストアルバム『Aproach to Anima』をリリースし、世界デビューをしたmaya ongakuは、FUJI ROCK FESTIVALや森道市場など、数々の野外フェスへの出演を果たし、2023年11月に6カ国13都市を巡るヨーロッパツアーを決行。そして12月には、東京、京都、名古屋を巡る、日本凱旋ワンマンツアーを開催した。

バンド自身を「魂のルーツを超えたアーシーなサイケデリアを奏でる地元ミュージシャンの有象無象の集合体」と表現するmaya ongakuの今後に更なる注目が集まっている。

文・maya ongaku 公式インスタグラムより/提供元・ SEVENTIE TWO

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