ミラノサローネサテリテ永久保存コレクションにも選ばれている「DEW」が待望の商品化。

パナソニックによる若者のプロジェクトを応援する複合施設「100BANCH」では、実験的なプロダクトブランド「VITRO」が活動中。この「VITRO」が、見るだけで瞑想できる光のアート「DEW」の予約販売を開始することとなった。予約販売はブランド公式サイトにて、3月1日(金)から開始する。

見るだけで瞑想できる光のアート「DEW」

「DEW」は“見るだけで瞑想できるアート”で、一定のリズムで光と水滴が揺らぐことで瞑想状態をつくり出す。

同商品は2011年に「VITRO」のデザイナーである高橋良爾氏が池を眺めて心を落ち着けた原体験から、光と水を使用した新しい瞑想アイテムを考案し、製作したもの。2013年に「ミラノサローネサテリテ」に出展、2022年には「サローネサテリテ永久保存コレクション」に選定された。

価格は購入の場合330,000円(税込)で、レンタルプランもある。

見るだけで、瞑想できる

「DEW」が使うのはLEDと水で、一定のリズムで落ちる雫を見つめながら瞑想をする。今回のモデルはタッチセンサーを搭載しており、光量や水滴が落ちるスピードを好みに応じて調整できるため、より瞑想しやすくなっているのが特長。

近年、SNSなどインターネットを通して情報ストレスを感じる人たちは少なくない。同商品はそういった人たちに「頭がスッキリする」「自律神経が整う」「自然の中にいるように感じる」と思えるような体験をさせてくれる。

オフィスや家で心を整える時間を創出

同商品は和室など日本の部屋にマッチするデザインに仕上がっており、インテリアとして利用できる。また、オフィスでもテレワークボックスや休憩室などに設置すれば集中力の向上やリフレッシュ効果などが期待できそうだ。もともとヨガやピラティスなどを趣味にしている人たちにもピッタリのアイテムだろう。

オブジェとしても楽しめるデザイン

同商品のデザインは黄金比に基づいており、オブジェとしても楽しむことができる。土台部分はアルミの鋳造で素材の風合いを感じられる質感となっており、侘び寂びを感じさせる。さらに、茶道具を意識した桐箱のパッケージ入りで、届いた瞬間から“和”を感じられるのも魅力。

個人でも企業でも「ぼー活」が流行

SNSの発展などにより情報過多社会となり、人々のデジタルストレスが増加している。それに伴い、都市部を中心に瞑想やデジタルデトックス、ヨガやピラティスなど、ぼーっとする時間をもつ「ぼー活」が流行しているそう。健康経営をテーマに瞑想ルームやウェルビーイングな福利厚生を準備している企業まであるという。「DEW」の商品化はこういったニーズがあることも背景にある。

ちなみに「渋谷100BANCH」でも「DEW」を鑑賞する「ぼー活」イベントを開催予定だ。開催日は3月1日(金)、2日(土)なので、商品が気になる人や「ぼー活」したい人は行ってみては。

光のアートで情報過多な社会から逃げ出し、リラックスしたい。

DEW体験イベント「ぼーっとするかい?」
会期:3月1日(金)・2日(土)
会場:100BANCH 3F
所在地:東京都渋谷区渋谷3-27-1
時間:各回18:00〜20:00
参加費:無料
定員:各回30名

(Mayu)