1月の軽乗用車市場は92,269台の販売で前年同月比78.5%と2カ月連続で前年割れの実績。ダイハツの出荷停止の影響が大きく出た結果となった。主要ブランドのシェア(カッコ内は販売台数の前年同月比)は、ダイハツが13.2%(33.8%)、スズキは37.7%(同100.2%)、ホンダは23.7%(同88.3%)。ダイハツは先月のシェア(27.5%)の半分ほどに。
1月車種別ランキング首位はホンダN-BOX。前年同月比88%ながら1万7000台以上のセールスで2位に大きく差をつけた。出荷停止により6位にダウンしたダイハツ・タントに代わって2位に浮上したのはスズキ・スペーシア。全体需要が2割以上落ち込む中、同比111%の11,316台を販売、前年超えの実績はTOP15のうち、4モデルだけだ。

ダイハツが落としたシェアの行き先は主にスズキに。ホンダのシェアは先月と変わらなかった。写真はスペーシア・カスタム(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)

昨年1月はN-BOXに迫る1万4000台以上を販売したが、今月は前年の34%、4849台のセールスとなったダイハツ・タント(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)

4,644台のセールスで先月から3ランクアップの日産デイズ。(前年同月比223%)画像はハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)
下記ランキングではタフト(本誌ではSUV車として別カウント)を除外しているが、軽乗用車のTOP10セールスのうち、ダイハツ4車種がしばらく出荷停止状態となっている。

(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)
■カー・アンド・ドライバー調べ
(※ジムニーやタフトなどのSUVモデルは別カウント)
提供元・CAR and DRIVER
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