シャノンの23年10月期は、売上高は2,934,302千円(前期比19.5%増)、営業損失は262,392千円(前期は営業損失327,871千円)、経常損失は273,348千円(前期は経常損失325,351千円)、親会社株主に帰属する当期純損失は445,667千円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失365,864千円)となりました。
費用面については、中期的な成長加速を実現するために積極的に採用を行ってきたことにより人件費は前年同期比で増加していますが、足元では中途採用を抑制し、既存人員の有効活用のフェーズに舵を切っていことで一定の調整を図ってまいりましたが当連結会計年度の中で十分には調整しきれませんでした
また同社は業績予想との差異があったことも同じく報告しており、理由を下記の通り説明しています。
(1)売上高の差異について 売上高については、サブスクリプション事業、メタバース事業、広告事業については前回予想とほぼ同水準での着地となりましたが、イベントクラウド事業については納期ズレの影響もあり前回予想を下回る結果となりました。その結果、前回予想の2,958百万円に対し2,934百万円(前年同期比19.5%増)となりました。
(2)営業利益の差異について
(売上原価)売上原価については、サブスクリプション事業におけるプロフェッショナル売上における大型案件に関して、予算策定時には想定していなかった仕入が発生したことにより増加しました。その結果、前回予想の1,051百万円に対し57百万円増加し、1,108百万円(前年同期比28.3%増)となりました。(販売費及び一般管理費) 販売費及び一般管理費については、概ね前回予想通りに推移し、2,088百万円(前年同期比8.8%増)となりました。以上の結果、営業利益は、前回予想よりも57百万円減少し、262百万円の営業損失(前年同期は営業損失327百万円)となりました。
(3)経常利益の差異について
経常利益については、営業利益の差異の影響により、前回予想の216百万円の経常損失に対して57百万円減少し、273百万円の経常損失(前年同期は経常損失325百万円)となりました。
(4)親会社株主に帰属する当期純利益の差異について
経常利益の減少と繰延税金資産の取り崩しに伴い法人税等調整額23百万円を計上したこと等により、前回予想の376百万円の親会社株主に帰属する当期純損失に対して、69百万円減少し、445百万円の親会社株主に帰属する当期純損失(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失365百万円)となりました。
提供元・RTB SQUARE
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