アトレティコ・マドリード(スペイン1部)が、ノッティンガム・フォレスト(イングランド1部)に所属するブラジル人DFムリージョ(21)の獲得に興味を持っているようだ。スペイン『レレボ』が伝えた。
今季もここまで公式戦32試合に出場しているスペイン代表DFマリオ・エルモソが契約満了を迎えるアトレティコ。チーム内で唯一の左利きセンターバックである同選手との契約延長を簡単だと捉えていたアトレティコだが、交渉は停滞しており、合意のメドは立っていないようだ。
エルモソには複数の国外クラブが関心を示していることからシメオネ監督はトップレベルのセンターバックとしてムリージョをリストアップしており、アトレティコのニーズに合致していると考えている模様。その一方で、ノッティンガムはファイナンシャル・フェアプレーの制裁を食らえば、約40名の選手を維持することは不可能となり、完全移籍やレンタルで放出しなければいけないようだ。
また、アトレティコはノッティンガムと良好な関係を築いているとのこと。アトレティコは過去にブラジル代表DFレナン・ロディとブラジル代表DFフェリペをノッティンガムに売却している。
コリンチャンス(ブラジル1部)でプロキャリアをスタートさせたムリージョは、昨夏にノッティンガムへ加入。対人守備の強さや高水準な左足のキックなどを武器に主力に定着すると、ここまでプレミアリーグ20試合に出場している。