バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)が、ベンフィカ(ポルトガル1部)に所属するポルトガル代表DFアントニオ・シウバ(20)の獲得に興味を示しているようだ。ポルトガル『レコルド』が伝えた。
ベンフィカ下部組織出身のシウバは2022年8月にトップチームデビューを果たしたビルドアップ能力の高さや対人プレーの強さ、高いボール奪取能力の高さが武器のセンターバック。瞬く間に主力に定着すると、今季もここまで公式戦35試合に出場している。
すでにポルトガル代表としても7キャップを刻んでいるシウバに対して、バイエルンがすでにベンフィカに何度か照会を行なっているという。ただ、ポルトガル代表DFにはマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)が直近のポルティモネンセ(ポルトガル1部)戦にスカウトを派遣したほか、レアル・マドリード(スペイン1部)も目を光らせているようだ。
ただ、シウバはベンフィカと2027年夏まで契約を残しており、契約解除金は1億ユーロ(約162億4000万円)に設定されているようだ。
なお、今季限りで退任が決定しているトーマス・トゥヘル監督体制で序列が4番手に降格したオランダ代表DFマタイス・デ・リフトにマンチェスター・ユナイテッドやアーセナルが関心を示していることから去就は不透明。加えて、フランス代表DFダヨ・ウパメカノのパフォーマンスに波があることからセンターバックの補強に乗り出すとみられている。