セブン&アイ・ホールディングス傘下の大手スーパー、イトーヨーカドーが北海道、東北地方で相次いで閉店を発表し、X(旧Twitter)上で話題となっている。福島県のイトーヨーカドー福島店は5月6日、郡山店は5月26日、北海道の帯広店は6月30日をもって閉店すると公式ウェブサイト上で明らかにした。

セブン&アイ・ホールディングスは、営業不振が続くイトーヨーカドーをめぐって、抜本的変革ロードマップを2023年度第3四半期決算説明資料にて公開。主な施策として、自社で企画するアパレル事業からの完全撤退および、2025年度までに全体の4分の1にあたる33店舗を閉鎖するとしている。セブン&アイ・ホールディングスは、首都圏へのフォーカスを加速するとしており、今後も地方店舗の閉店が続くと思われる。

また、イトーヨーカドーの本社は現在、セブン&アイ・ホールディングスと同じ千代田区のビルに置かれているが、2024年夏ごろまでに移転する予定。イトーヨーカドーが本社を移転するのは2004年以来、20年ぶりだ。

文・田村太陽/提供元・SEVENTIE TWO

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