かつてヴィッセル神戸でDF大﨑玲央らとチームメイトだった元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキは、現在FW上月壮一郎(元京都サンガ所属)とともにポーランド1部グールニク・ザブジェでプレー。元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタと同じく、神戸退団後に巨額の資産を抱えていることで注目を集めている。
ポドルスキはケルン、バイエルン・ミュンヘン、アーセナル、インテル、ガラタサライなどを経て、2017年7月から2年半にわたり神戸に在籍。神戸退団後はトルコ1部アンタルヤスポルをへて、2021年7月からザブジェでプレー。昨年5月、新たに2025年6月までの2年契約を結ぶと、今季はここまでリーグ戦16試合の出場で3ゴール2アシストをマークしている。
ザブジェで現役引退の可能性も囁かれているポドルスキ。英メディア『デイリーメール』が27日に伝えたところによると、同選手の資産は現在1億7700万ポンド(約338億円)であるとのこと。「彼はザブジェでプレーしているが、現在成功を収めているのはピッチ外だ」とした上で、ドイツ国内でケバブ専門チェーン店を展開していることやアイスクリームブランドなどの事業を手掛けている現状を伝えている。
またポドルスキ本人はドイツ誌『11 Freunde』のインタビューで「僕はこの事業を100%支持しているんだ。できる限り協力している。今後もこのプロジェクトを発展させていきたいと思っているし、いつも地に足をつけているよ」と更なる事業成功への意気込みを語ったという。
元神戸所属選手では、イニエスタが2019年にスニーカーブランド「MIKAKUS(ミカクス)」を立ち上げたほか、2022年には「CAPITTEN(キャピテン)」というスポーツウェアブランドも立て上げて、サッカーシューズを開発。スペイン国内で生産されたワインの販売も手掛けている。
ビジネスにおけるイニエスタの成功ぶりについては、スペインメディア『MINUTO EN CANCHA』が昨年4月に「彼は家族全員で日本に移住した後、起業家としての活動を続けるために、いくつかのビジネスを立ち上げたいと考えていた。妻アンナ・オルティスさんの協力のもと、2010年からスタートしたワインブランドを日本でも展開している」
「アメリカの経済誌『フォーブス』によると、同選手の資産は1億ユーロ(当時約146億円)だ。ミカクスとキャピテンにより、ファッションの世界にも投資している。これらのビジネスもすべてインフルエンサーとして活躍する妻によって支えられている」と伝えていた。