チェルシー(イングランド1部)が、スポルティングCP(ポルトガル1部)を率いるルベン・アモリム監督の招へいに興味を持っているようだ。イギリス『デイリー・メール』が伝えた。
今季からマウリシオ・ポチェッティーノ監督が率いているチェルシーだが、25日に行われたカラバオカップ決勝戦で延長戦の末にリバプールに0-1で敗戦。タイトルを逃したことから昨夏に2年契約を結んだアルゼンチン人指揮官への風当たりが強まっているようだ。
今季のプレミアリーグで11位に位置し、首位のリバプール(イングランド1部)とは25ポイント離れているチェルシーは28日にFAカップ5回戦でリーズ・ユナイテッド(イングランド2部)との対戦が控えている。仮に負ければ、ポチェッティーノ監督へのプレッシャーは増すとみられている。
そのなかで、チェルシーはポチェッティーノ監督を解任する気はないものの、成績がさらに低下した場合の後釜として、日本代表MF守田英正を指導するアモリム監督に長年関心を寄せている模様。ただ、同氏にはリバプールからの関心も浮上するなど、複数クラブも目を光らせているようだ。
現役時代はベンフィカなどでプレーしたアモリム監督は、カーザ・ピアで指導者キャリアをスタートさせると、ブラガを経て、2020年3月にスポルティングの監督に就任。翌年にクラブを19年ぶりのプリメイラ・リーガ優勝に導くと、今季も首位のベンフィカと勝ち点で並ぶ2位に位置している。