年長者や投資家からの資金の集めやすさや、学生を対象とした優遇サービスなどがあること、もしも失敗したとしても新卒採用で就職できるチャンスが残されていることなどがメリットだといわれる学生起業。
それでも、なかなかアイデアをビジネスに転換させたり、課題を解決したりする起業に踏み出せないという若い人が多いかもしれません。
日本の伝統文化普及事業と小田原市活性化事業を行うスタートアップ企業、株式会社小田原社中が運営する起業家志望シェアハウス「SHACHU HOUSE」が第2期生の応募を開始しました。
学生起業家が集うシェアハウス
「SHACHU HOUSE」は、小田原市にある築80年の古民家を活用したというシェアハウスです。起業を志す学生を受け入れ、家賃・光熱費は無償提供されます。
また、実際のスタートアップ経営陣から定期的にビジネスアイデアにアドバイスをもらえるチャンスや、小田原市が運営するクリエイティブワークスペース「ARUYO ODAWARA」を無料で使える特典が設けられているため、クリエイターやフリーランサーが集うワークスペースでネットワーキングする機会を増やせます。
さらに、同社の新規事業部門で有給インターン生として勤務することで、実務を通じたスキルアップがかなうといいます。
入居条件は、25歳以下(大学休学中/中退も可)であること、全力で成長したいという気持ちがあること、小田原社中で週3日、20時間以上勤務できること(勤務条件は時給1,120円以上+インセンティブ)、そして「SHACHU HOUSE」に居住することの4つです。
「SHACHU HOUSE」は、小田原駅から徒歩10分、トイレや浴槽などはリフォームされた生活しやすい環境の古民家だということです。
<参照>
小田原社中、起業を目指す学生向けに小田原市の築80年の古民家を活用した起業家シェアハウス「SHACHU HOUSE」を家賃/光熱費を無償提供