箱根・宮ノ下のひっそりとした未踏の谷。専用の渓谷電車で辿り着くアートミュージアムホテル、「エスパシオ 箱根迎賓館 麟鳳亀龍(りんぽうきりゅう)」が、春の訪れとともにオープンを迎える。
広大な敷地にあるのは、わずか9棟の邸宅型施設とスパサロンのみ。邸宅型施設は、染色や唐紙、組子、漆など、日本の伝統工芸を継承するアーティストが1棟ずつデザインを担当し、プライベートプールや露天風呂まで備えている。
‟絶対的な価値のある”プライベートステイ
スペイン語で「空間」や「宇宙」を意味するエスパシオ・ブランドは、理想の空間や最高のおもてなしを追求し、‟絶対的な価値のある”極上のプライベートステイを提供中。
第1弾の「ESPACIO THE JEWEL OF WAIKIKI (エスパシオ ザ ジュエル オブ ワイキキ)」は、『フォーブス・トラベルガイド』のホテル部門&レストラン部門において、最高評価の5つ星をハワイ州で唯一となる3年連続で獲得している。
喧騒からかけ離れた‟平穏”へ
今春にオープンを迎える「エスパシオ 箱根迎賓館 麟鳳亀龍」は、箱根の山々という結界の中にある、聖域のような施設だ。
国道1号線からの玄関口となるアッパーレセプションには、小田原征伐の指揮者である豊臣秀吉公をはじめ、徳川家康公や伊達政宗公がまとっていた鎧を完全再現した3領の甲冑を鎮座。
これらは、かつての武将が鎧を脱ぎ、傷と疲れを癒しに箱根の温泉を訪れたように、喧騒からかけ離れた‟平穏”への道しるべになっている。
アーティストが彩る吉祥の象徴
9棟の邸宅型施設は、アートミュージアムホテルという名に相応しい仕立てが大きな特徴となる。
モチーフは、麒麟・鳳凰・亀・龍といった神や吉祥の象徴。染色作家や唐紙師、組子職人、漆作家など、アーティストそれぞれの感性と表現力によって、優雅で安らぎを感じられる空間が生み出されている。
また、堂ヶ島温泉の源泉を引き入れた露天風呂や内風呂を設置。ルームキーや浴衣、箸などは好みのデザインから選択可能で、自分色にカスタマイズした滞在を楽しめる。
一方、スパサロンには、2つのベッドを備えたトリートメントルームと岩盤浴が用意される。英国コッツウォルズ発祥のスパブランド「バンフォード ヘイバーン スパ」によるトリートメントは、心を静める極上の癒しをもたらすだろう。
その他、アメニティには、日本発の発酵スキンケアブランド「SOPHISTANCE(ソフィスタンス)」を宿泊施設として初採用。伝統と革新を融合する‟聖地”では、これまでとはひと味違う休日が過ごせるはずだ。
エスパシオ 箱根迎賓館 麟鳳亀龍
所在地:神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下72
アクセス:小田原厚木道路「山崎IC」より約20分
(zlatan)