瀬戸内の景色に溶け込むような、新感覚の癒しを体験してみてはいかがだろう。

瀬戸大橋のたもと、四国の玄関口に位置する「四国水族館」が、新たなアートモニュメント「UMI to SORA」を設置。来たる3月20日(水・祝)には完成披露イベントが開催され、一般公開も同時にスタートする予定だ。

四国4県を巡りたくなる気分にさせられる

2020年にオープンした同水族館は、「四国水景」をテーマに、約400種・14,000点もの生きものを展示中。

太平洋や渦潮、四万十川を模した臨場感のある展示に加え、イルカショーや生きものと触れ合えるイベントを実施している。

とくに「夕暮れの景(海豚プール)」では、瀬戸内海の夕暮れをバックに躍動するイルカたちの姿を、幻想的な雰囲気の中で楽しむことができる。

また、『浦島太郎』の言い伝えをモチーフとした「龍宮の景」も見逃せない。同エリアでは、仏絵師や書家、切り絵作家といったアーテイストたちが、龍宮城へと誘われるストーリーや神秘的な水中世界を、美しく煌びやかなアートで表現している。

その他、「高知のかつお」や「鳴門の鯛」、「香川のどじょう汁」といった四国の食文化も合わせて紹介するなど、四国4県を巡りたくなる気分にさせられること請け合いだ。

瀬戸内海の‟海と空”をつなぐ階段

新たなアートモニュメントである「UMI to SORA」は、散歩やピクニック、昼寝まで楽しめる、約1,100平米の芝生広場「潮風の庭」に設置される。

瀬戸内海の‟海と空”をつなぐ階段のようなデザインを特徴とする同モニュメントは、来場ゲストがモニュメントの上に乗ることも可能。瀬戸内海の日差しや風を感じながら、風光明媚な景色に溶け込むような、新感覚の癒しが体験できる。

彼女との四国旅のアクセントに、四国水族館ならびに「UMI to SORA」を組み込んでみるのも悪くないだろう。

四国水族館
所在地:香川県綾歌郡宇多津町浜一番丁4(宇多津臨海公園内)
アクセス:瀬戸中央自動車道「坂出IC」から約10分、同「坂出北IC」から約5分、JR「宇多津駅」から徒歩12分
営業時間:9:00~18:00(最終入館は17:30)
入館料:2,400円(税込)

(zlatan)