PROEMBは、家業の経営資源である「刺繍」を軸に展開するサービス「ShiiShu」で新たに「写真」から「刺繍」を再現するオーダーメイドサービスを立ち上げた。
オーダーメイドで作成する「レザー刺繍スマホケース」を、2月22日(木)12時〜4月21日(日)18時の期間、クラウドファンディングサイトMakuakeにて先行販売を開始した。
一つだけのオーダーメイド・レザー刺繍スマホケース
気軽に「写真」を送るだけで、世界で一つだけの「レザー刺繍スマホケース」を作成するオーダーメイドサービスを開始したPROEMB。
いつも身近に感じていたいペットなどの「写真」を、業界一筋の職人が「刺繍」で表現する。
同サービスは、一人ひとりの物語を、ものづくりで生み出す「感動体験」を届け、大切な「想い」がいつも手元にある「ぬくもり」を、実感してもらいたいという気持ちからスタートしたという。
刺繍特有の「ぬくもり」と、PROEMBの技術が生み出す「立体感」は、まるでそこに本物がいるかのようなスマホケースを誕生させた。
スマホケース制作を依頼するにあたり、従来の刺繍の型作成に必要であったaiデータや、PDFを送る必要がなく、気軽に手持ちの「写真」から刺繍への再現を実現してくれるのがうれしい。
同社が行う刺繍は、糸の運び方をモニター上で設計・プログラムして、 刺繍加工する刺繍データ作りである「パンチング」を大切にする。
これにより、仕上がりが綺麗に見える「糸密度」。立体感が感じられる「糸方向」。毛並みなどを表現する「ぼかし」。再現力を高める「糸順」を実現する。
また、細部の形を再現する「針の選び方」。自然な表現になる糸の「配色」。レザーへ刺繍精度を高める「糸調子」が、立体感のある「刺繍加工」を生み出す。
そして、同社が長年にわたり刺繍入りランドセル製作において培ってきた革製品への刺繍の技術が、今回のプロジェクトであるスマホケースに活かされている。
家族4人だけで営む小さな刺繍屋から、刺繍の「ぬくもり」を残したい。刺繍一つ作る難しさを知ることにより、この技術を残したいという想いと、一人でも多くの人に職人による刺繍を、直接届けるサービスを行いたいと強く感じたというPROEMBの二代目。
家業が長年培ってきた、刺繍データづくり「パンチング」を駆使し、手軽に手持ちの写真から、立体感豊かな刺繍を施したスマホケースは愛犬家・愛猫家はもとより、大切なヒト・モノを身近に感じていたい人に支持されることだろう。
(高野晃彰)