泉澤仁 写真:Getty Images

 昨季、J2を21位で終え今2024シーズンはJ3で戦う大宮アルディージャ。クラブが降格したことで、所属しているMF泉澤仁にはファン・サポーターから「移籍するのではないか」と憶測が飛び交っていた。しかし、泉澤は大宮に残留。この度、その裏側が明らかになった。

 同選手と繋がりがある人物によると、泉澤の元には今オフ複数のJクラブからオファーが届いていたという。それでも、自身がデビューした大宮への思い入れなどから最終的に残留を選択したという。

 今年で33歳となるベテランのサイドアタッカーは、2月24日にNACK5スタジアム大宮で行われたJ3リーグ第1節(ヴァンラーレ八戸戦4-1)でベンチ外。25日にクラブは泉澤が負傷(左ハムストリング肉離れ)していると発表した。現時点で、完治期間についての詳細は明らかにされていない。

 泉澤はアルビレックス新潟ユースから阪南大学へ進学。同大学在学中の2013年にはユニバーシアード日本代表にも選出。2014年に複数のJクラブが獲得に動くなか、大宮アルディージャに入団した。同クラブで3シーズンプレーした後、2017年にガンバ大阪へ完全移籍。その後、東京ヴェルディ、ポゴニ・シュチェチン(ポーランド1部)、横浜F・マリノス、ヴァンフォーレ甲府を経て2022年に大宮へ6年ぶりとなる復帰を果たしている。