インテル(イタリア1部)が、ボローニャ(同1部)に所属するU-21イタリア代表MFジョバンニ・ファビアン(21)の獲得に興味を持っているようだ。イタリア『トゥット・スポルト』が25日に伝えた。
インテル下部組織出身のファビアンは、2022年夏にレッジーナ(イタリア2部)へのレンタル移籍を経験して昨夏にボローニャへ完全移籍。フィジカルの強さや豊富な運動量を兼ね備えたボックス・トゥ・ボックス型のセントラルMFで今季は序盤戦こそ出場機会が限られていたものの、ここまでセリエA17試合で4ゴール2アシストの数字を残している。
チアゴ・モッタ監督率いるボローニャで印象的なプレーを披露しているファビアンに対して、インテルは買い戻しオプションを所持している模様。このオプションは2025年夏まで有効となっており、これを行使する可能性があるようだ。
なお、インテルは昨夏にウディネーゼ(イタリア1部)行きが破談となったイタリア人MFの獲得に向けた優先交渉権も保持しているとのこと。今季のセリエAで2位のユベントスに9ポイント差をつけて首位に位置し、3年ぶりのスクデット獲得に向けて邁進しているが、ファビアンを呼び戻すことはあるのだろうか。