菅原由勢 写真:Getty Images

 日本代表DF菅原由勢(AZアルクマール)は、今月14日に行われたAFCアジアカップのグループステージ第1節ベトナム戦で先発出場も結果を残せず。後半途中でDF毎熊晟矢(セレッソ大阪)と交代したが、ベトナム戦前のミーティングにおける“居眠り疑惑”もあり、ファン・サポーターから菅原に対して厳しい視線が注がれているようだ。

 菅原はカタールW杯出場こそ逃したが、第2次森保体制のもとでは右サイドバックのレギュラーに定着しているほか、ムードメーカーとしての役割も。所属先のAZでも今季ここまで公式戦全試合スタメン出場と結果を残しており、更なる飛躍が期待されている。

 しかし今月8日にAFCアジアカップ公式X(旧ツイッター)で公開された1枚の画像では、会議室とみられる場所で行われたミーティングの最中に目を閉じて頭を傾けるなど、居眠りをしているかのようなシーンが捉えられていた。

 また日本サッカー協会(JFA)で12日に公開された「Team Cam」では、ロッカールームでのミーティングが行われた際、菅原ひとりだけ森保監督の目前に置かれた椅子に着席。ネット上では「居眠りをしたことによる罰なのでは?」との見方が広まっていた。

 そんな中で迎えたベトナム戦で、森保監督は菅原をスタメンに抜てき。しかしFWグエン・ディン・バックとDFボー・ミン・チョンのサイド攻撃の前に後手を踏むなど、何度も数的不利のシーンに直面。攻撃時も右サイドで効果的なプレーができなかった。

 それだけに試合後にX(旧ツイッター)上では「正直、ベトナム戦は菅原由勢らしくなかった」「菅原は寝て前の席行ってからおかしい」「菅原まだ怒られて萎えてる説」といった声が。「菅原は寝ている場合ではない」と厳しい指摘も飛ぶ中、「菅原は早く目を覚まして!」「菅原は切り替えて次のミーティングは寝ないようにね!」などと激励のメッセージも寄せられている。