VfLボーフム所属の日本代表FW浅野拓磨は、AFCアジアカップ参戦が濃厚とみられている。今月16日のブンデスリーガ(ドイツ1部)ウニオン・ベルリン戦で試合中にチョコレートを食べて注目を集めた一方、ここにきて移籍の可能性が報じられている。
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浅野は2021年夏にセルビア1部パルチザンを退団し、ボーフムと3年契約を締結。ドイツ復帰1年目からリーグ戦でコンスタントにプレーすると、今季もここまでブンデスリーガ全試合スタメン出場で5ゴールをマーク。主力選手として活躍しているだけに、2023年9月には契約延長の可能性も取りざたされた。
ただ一方でドイツ誌『ビルト』は今月21日に「ボーフムはアジアカップの日本代表に帯同する浅野の代役を探している」とリポート。ウニオン・ベルリン所属FWベネディクト・ホラーバッハの獲得に向かう可能性を伝えていた。
するとドイツのヴェストドイチェ・アルゲマイネ新聞は30日、ボーフム所属選手の去就を特集。前線の布陣について「ボーフムがアタッカーを探しているという事実は、結局のところ、浅野が2024年夏に去る可能性があると予想しなければならないことを意味する」と綴っている。
浅野の去就を巡っては、カタールW杯開催期間中の昨年11月に一部メディアがサンフレッチェ広島復帰の可能性を報道。広島がボーフムと契約満了後に同選手の獲得に乗り出すと伝えていた。欧州主要リーグで活躍しているとはいえ、2024年開業のエディオンピースウイング広島でプレーする浅野の姿を、多くのファン・サポーターが待ち望んでいるだろう。