菅原由勢 写真:Getty Images

 AFCアジアカップのグループステージ初戦(対ベトナム戦)を14日に控えている日本代表。カタールで最終調整を行う中、DF菅原由勢(AZアルクマール)のミーティングにおける様子がネット上で注目を集めている。

 菅原はカタールW杯出場こそ逃したが、第2次森保体制のもとでは右サイドバックのレギュラーに定着。所属先のAZでも、今季ここまで公式戦全試合スタメン出場。昨年12月には、国際サッカー連盟(FIFA)の関連調査機関である『CIESフットボール・オブザーバトリー(スポーツ国際研究センター)』による「フィールドプレーヤーの2023年公式戦出場時間」ランキングで欧州12位にランクインするなど、稼働率の高さで評価を上げている。

 ムードメーカーとして、日本代表チームの雰囲気作りにも一役買っている菅原。だが今月8日にAFCアジアカップ公式X(旧ツイッター)で公開された1枚の画像では、会議室とみられる場所で行われたミーティングの最中に目を閉じて頭を傾けるなど、居眠りをしているかのようなシーンが収められていた。

 すると日本サッカー協会(JFA)で12日に公開された「Team Cam」では、ロッカールームでのミーティングで、ひとりだけ森保監督の目前に置かれた椅子に着席。他の選手たちは所定の場所で指揮官の話を聞いていた。

 この両シーンの比較画像が、世界中のフットボールを対象に話題性豊かな出来事を取り上げるツイッターアカウント『Out Of Context Football』で拡散。海外のサッカーファンから「彼は監督の話を聞くより、寝たいと思っているようだな」「これでアジアカップ優勝を目指すらしい」といいったやや皮肉めいたメッセージが寄せられている。

 また日本のSNSユーザーからも「菅原、居眠りして特等席に移動したのかな?」「菅原が世界に晒された…」「菅原のメンタル凄いな」などといった声が上がっているほか、「ミーティング中にこれは良くない」「監督の話は聞かないと…」と注文するファン・サポーターも見られた。