中田英寿氏 写真:Getty Images

 ローマの一員としてセリエA(イタリア1部)優勝を成し遂げ、かつて日本代表の一員として3度FIFAワールドカップの舞台に立った中田英寿氏が、今月13日午後に思わぬ形でX(旧ツイッター)でトレンド入りしている。

 同氏がトレンド入りした理由として、日本大学元理事長の田中英寿氏が77歳で死去したことがある。Xでは田中英寿氏と中田英寿氏の名前が酷似していることから、「田中英寿を中田英寿だと思ってえ!?って声出た」「中田英寿って思った人、めっちゃいそう」「中田英寿?早すぎるって一瞬思ったけど違うかった」「中田英寿かと思って驚いた」といった声が多数上がっている。

 また田中英寿氏は、かつて日大理事長を務めていた2021年11月、5000万円以上の所属税を脱税したとして、東京地検特捜部に逮捕。この時も「中田英寿」がツイッターでトレンド入りするなど、同様の現象が起こっていた。

 なお中田英寿氏は1995年にベルマーレ平塚 (現湘南ベルマーレ)でプロデビュー。日本国内で突出したパフォーマンスを披露していたことで一躍有名になると、1998年のフランスW杯出場後にペルージャへ完全移籍。ローマでセリエAのタイトルを獲得するなど、海外で実績を積み重ねたほか、日本代表の中心選手として2002年の日韓W杯や2006年にドイツW杯でプレーしていた。また、2006年に現役を退いてからは世界各地を飛び回ったほか、日本文化の発信をはじめ様々な業界に身を置いている。