民泊専門家のLaughPlace・榊原啓祐氏と、民泊運営アドバイザー兼観光系インフルエンサー・田尻夏樹氏が主催する、日本一の民泊を決めるコンテスト「BEST OF MINPAKU(ベストオブミンパク)」が、2月14日(水)に、ホテルモントレ大阪で開催された。
記念すべき第1回のグランプリには、大阪市内の高級民泊「今昔荘 天下茶屋」が選ばれた。
民泊グランプリに高級民泊・今昔荘 天下茶屋が決定
日本一の民泊を決めるコンテスト「BEST OF MINPAKU」は、「コロナ禍で大きな影響を受けた業界の立て直し」と、「日本人の旅行の選択肢の一つに民泊を」をテーマに開催した。
記念すべき第1回は、来場者約500名、総エントリー558室の中から、大阪市内にある高級民泊「今昔荘 天下茶屋」が、グランプリに選ばれた。
コロナ禍が明け、インバウンドによる外国人観光客が増えたものの、日本国内に視点を移すと、認知度がまだまだ低い「民泊」。
主催者サイドは、同コンテストが、国内の観光客に「民泊の良さ」を知ってもらえる機会になり、旅行での滞在先の一つに「民泊」を選んでもらえるきっかけになればという思いから「BEST OF MINPAKU」を開催したという。
それでは、第1回「BEST OF MINPAKU」における総合順位と各種部門賞に選ばれた施設を紹介しよう。
総合順位は、グランプリが大阪市西成区「今昔荘 天下茶屋」、準グランプリが北海道虻田郡留寿都村「ジャパビスタルスツ天地」、第3位が山梨県南都留郡富士河口湖町「ヴィラ・セゾン・フジ」。
グランプリの「今昔荘 天下茶屋」では、公式インスタグラムで無料宿泊プレゼント抽選を実施する。
各種部門賞のそれぞれ1位は、貸別荘部門「ヴィラ・セゾン・フジ」、グランピング部門が山梨県南都留郡富士河口湖町「Mt.Fuji グランピングテラス嶺乃華」、リゾート地部門が「ジャパビスタルスツ天地」、サウナ付き部門が滋賀県近江舞子市「IZA近江舞子 凪/波」、プール付き部門が沖縄県宮古島市「ritomaru villa pierce Miyakojima」。
そして、コスパ部門が大阪市福島区「d3 HOTEL」、マンション民泊部門が北海道札幌市豊平区「シトンガーデン」、一戸建て民泊部門が「今昔荘 天下茶屋」、一棟型民泊部門が和歌山県西牟婁郡白浜町「TERRACE-VILLA-EON」、一般投票特別賞が神奈川県足柄下郡箱根町「ルクス箱根湯本」となった。
日本では、まだ定着しているとは言い難い「民泊」。しかし、その種類は、貸別荘・グランピング・一戸建て・マンション・一棟型など多様で、それぞれが充実した施設と豊かな個性を持っている施設が多い。
「BEST OF MINPAKU」を通じて「民泊」を知ることで、旅での宿泊がさらに楽しいものになるだろう。
BEST OF MINPAKU
(高野晃彰)