京都の建築事務所「吉原組(よしはらぐみ)」が手がける、建築デザインから着想を得たショコラタブレットが登場。ホワイトデーに向けて東京都・南青山の複合文化施設「Spiral(スパイラル)」にて3月7日(木)〜3月14日(木)に開催するポップアップイベントと、「TOHU(トーフ)」公式オンランサイトにて3月7日(木)に発売する。
本格ショコラと建築デザイン発想の、新しくてユニークな出会いだ。
建築事務所「吉原組」がショコラタブレットを発売
京都の建築事務所「吉原組」は建築デザインをボーダレスに捉え、その知見を応用しながら他分野で造形美や「用の美」を提案していく試みとして「TOHU」プロジェクトを始動。
その第1弾として、建築の基本工程である「BASE、ASSE、ROOF」から着想を得た3枚のショコラタブレットと、付属品として建築で使用する端材を加工した木皿、タブロイドを合わせて展開する。
建築デザインから着想得たネーミング
今回発売するチョコレート本体は、フレンチの神様と称される、ジョエル・ロブション氏のもとで15年以上シェフパティシエを務めた、équ(エキュ)の中村忠史氏がレシピを開発・監修。
3枚のショコラタブレットはそれぞれ建築デザインの基本工程から着想を得たネーミングで、ミニマルなタブレット型になっている。
まず、建築の基礎を表した「BASE(ベース)」はカカオの香りを存分に感じられるビターショコラ。
基礎の次に構造を組み上げる工程を表している「ASSE(アッセ)」は、なめらかでバランスの良いショコラに上質なトンカを練り込み、砂糖漬けにしたオレンジを組み合わせて、鮮やかなオレンジの香りと上品でスモーキーなニュアンスを楽しめるフレーバーになっている。
最後に、文字通り屋根を表している「ROOF(ルーフ)」は、ビターチョコレートにキャラメリゼされた4種類のナッツをトッピングした、食感を楽しめるショコラタブレットだ。
端材をアップサイクルした木皿
さらにショコラタブレットには、端材となった素材を加工した木皿がセットになっている。どれも高品質な木材で、ウォールナット、ブラックチェリー、栗、ブビンガ、チーク、神代欅、ウェンジなどの中からランダムに一皿がショコラタブレットに付属する。