MF:川村拓夢(サンフレッチェ広島)
新スタジアムで開幕を迎えたサンフレッチェ広島。昨年3位の自チームに次いで4位フィニッシュとなった浦和レッズを相手に、2-0と無失点で幸先良く初戦を勝利で飾った。そんなゲームで、攻守に渡り献身的な働きを果たしたのがMF川村拓夢だ。攻撃では、先制点のきっかけとなるミドルシュート。守備でも最終盤まで広範囲に渡るカバーリングで献身性を見せるなど、交代するまで存在感を放ち続けた。
MF:脇坂泰斗(川崎フロンターレ)
開幕戦、湘南ベルマーレの本拠地に乗り込んだ川崎フロンターレ。先制を許す難しいゲームとなったが、結果は白星で2024シーズンのスタートを切った(2-1)。そんな試合で、逆転劇に結びつく反撃の狼煙となるゴールを挙げたのがMF脇坂泰斗だ。前半のうちにコース、スピードともに申し分ない圧巻のミドルシュートで同点ゴールをマーク。後半にも深い位置に侵入しバー直撃のシュートを放つなど、攻撃面で大きな存在感を示し勝利の立役者となった。
MF:仲間隼人(鹿島アントラーズ)
ランコ・ポポヴィッチ新監督を迎え、2016年以来8年振りにリーグタイトルを目指す鹿島アントラーズが、名古屋グランパスのホームに乗り込んだ今シーズンの開幕戦。昨年の上位勢同士で注目の対戦カードとなったが、結果は3-0と鹿島が名古屋を下し快調なスタートを切ることに成功した。そんな重要な開幕戦で活躍を見せたのがMF仲間隼人だ。先制点に加えダメ押しの3ゴール目も挙げいきなり2ゴールをマーク。前線からの守備でも献身的な姿勢を見せるなど、良さを存分に発揮して勝利に貢献した。
MF:荒木遼太郎(FC東京)
今冬期限付き移籍を果たした選手のなかでも屈指の注目選手であるMF荒木遼太郎。FC東京での初陣は鮮烈なものとなった。前半1点ビハインドの場面、ゴール前でボールの軌道を変えて移籍後初ゴールをマーク。さらに、後半には再びリードを許すも荒木のこの日2点目となるゴールで同点へ。勝利をもたらすことはできなかったが、チームに大きな勝ち点1をもたらした(対セレッソ大阪2-2)。