コーヒー通から密かな人気を誇るアジアの豆の味とは。

ブルーボトルコーヒージャパンが、希少で流通量が少ないアジアのコーヒー豆にスポットライトを当てた「ホライゾンシリーズ」をリリース。数量限定で、ブルーボトルコーヒーカフェ*と公式オンラインストアから提供・販売されている。

アジアのコーヒーにフィーチャーした「ホライゾンシリーズ」

コーヒーは世界中で栽培・生産されている。近年は中南米だけでなくアジアの国々での生産量も増えており、スペシャリティコーヒーの栽培も盛んだ。

しかし、アジアで生産されるコーヒーの大半は国内で消費されるため、スペシャルティグレードのコーヒーは流通量が限られている。今回の「ホライゾンシリーズ」は、そうしたアジアの希少で流通が少ないコーヒーにフィーチャーした。

世界から再び注目を集める「フィリピン」のコーヒー

まず紹介するのは、フィリピンのコーヒー豆。

実はフィリピンにおけるコーヒーの歴史は古く、1700年にスペインから伝わったとされている。一時は世界のコーヒー輸出国トップ5に入るほどの生産量を誇ったが、あるときコーヒーの病気「さび病」が流行したことから生産量が激減してしまった。

しかしながら近年、フィリピン国内の生産者たちは再び過去の名声を蘇らせるべく、主にアラビカ種を中心としたユニークなマイクロロットを作りだしている。今回、ブルーボトルコーヒージャパンが注目した「シティオ サン ロケ」もそんな生産者の一つ。

2月23日(金)発売の「フィリピン・シティオ サン ロケ・ウォッシュド」(カフェでの提供 990円/200g 3,850円)は、しっかりとしたボディと深い味わいが魅力。一方3月22日(金)発売の「フィリピン・シティオ サン ロケ・ナチュラル」(カフェでの提供 990円/200g 3,850円)は、フルーティな風味とスパイスを思わせる複雑なアロマが楽しめる。

優れた豆を生産する「ミャンマー」のコーヒー

標高の高い山々を有するミャンマーも、コーヒー生産に適した国だ。ミャンマーはお茶文化が主流であったため、これまでコーヒー生産があまり盛んではなかったが、それでも近年に入りスペシャリティコーヒーが増えてきた。

ブルーボトルコーヒージャパンでは3月7日(木)から、「ミャンマー・シャン ステート・ミャ ゼ ディ ヴィレッジ・ナチュラル」(カフェでの提供 712円/200g 2,475円)を販売。クリーンな味わいが魅力で、トロピカルフルーツやハーブ、イチジク、レモングラスを思わせる複雑でバランスの良い香りが楽しめる。

アジア有数の生産国「タイ」のコーヒー

さらに、アジア有数のコーヒー生産国であるタイにもフィーチャー。

4月19日(金)発売の「タイランド・メースアイ・シリンヤ・ナチュラル」(カフェでの提供 825円/200g 3,190円)と、5月3日(金)発売の「タイランド・ファイ チョンプー・アナエロビック ナチュラル」(カフェで提供 825円/200g 3,190円)では、果実味とフローラルな香りを存分に楽しむことができる。

なお、ブルーボトルコーヒーカフェではこれらの一部コーヒーとのペアリングセットも用意している。スイーツとの組み合わせが気になる人は、店頭に足を運んでみてほしい。

(IKKI)

* HUMAN MADE Cafe by Blue Bottle CoffeeとHUMAN MADE 1928 Cafe by Blue Bottle Coffeeは取り扱いなし/コーヒー豆の販売は一部カフェのみで実施

※価格は全て税込