京都サンガ FWパトリック 写真:Getty Images

 2月23日に開幕した明治安田J1リーグ。名古屋グランパスはホームの豊田スタジアムで鹿島アントラーズと対戦し0-3で敗れた。36,000人を超える観客が足詰めかけた両クラブにとって今季初となる公式戦だったが、今季から名古屋に加入し早速先発出場したブラジル人FWパトリック(36)の息子の姿がSNSで話題になっている。

 開幕戦ということもあってか、名古屋は自身の子どもと入場する選手が多く一般から参加希望者を募るエスコートキッズは実施されていなかった。試合前の入場セレモニーでパトリックは息子のフェリペ君(12)と一緒にピッチへ登場。12歳にして身長が父の顔の高さにまで達しているフェリペ君に対し「大きすぎる。名古屋の12番目の選手かと思った」「フェリペ君がもう成人と同じくらいでっかくなってる」などのコメントが寄せられている。

 川崎フロンターレやガンバ大阪など、名古屋を含めてJリーグ6クラブでプレー経験のあるパトリック。父の影響で日本に長く住む愛息フェリペ君は、2023年時点ガンバ大阪ジュニアに在籍していたようだ。

 なお、ブラジルメディア『グローボ』によると、パトリックは京都サンガを退団した今オフにJリーグの複数クラブからオファーを受けていたという。しかし、G大阪時代(2014-2017、2019-2022)に指導を受けた長谷川健太監督の存在もあり、名古屋への移籍を即決したとのことだ。

 36歳のベテランFWパトリックは今季、新天地でどのようなプレーを見せてくれるのだろうか。