JAL(日本航空)が、役目を終えた機内ブランケットをリサイクルした再生商品プロジェクトを始動した。
第1弾企画では、地球の平和と環境を守るメッセージを発信してきた、ウルトラマンシリーズをデザインに採用。1966年に衝撃的なデビューを飾ったウルトラマンと、続く1967年に放送が始まったウルトラセブンのオープニングシルエットをモチーフに、オリジナルの再生素材Tシャツを製作している。
現在は4月26日(金)の一般販売に先駆け、「JAL Mall」公式ショッピングサイトにて予約受付を実施中だ。
機内ブランケットがオリジナルTシャツへ
今回の企画は、JALと関連商社のJALUX、繊維商品やそのリサイクルを手掛ける倉敷紡績(クラボウ)とエフシープランニングオフィスという4社による合同プロジェクトとなる。
オリジナルの再生素材Tシャツでは、役目を終えた機内ブランケットを活用し、まずはクラボウの安城工場にてカット・粉砕して、わた状の繊維へと戻していく。
そして、品質を安定させるべく新たにコットンを加え、紡いだ再生糸からリサイクル素材の生地*が生み出されている。
「地球を救う!」スタイリッシュなデザイン
素材だけでなく、そのデザインにも資源循環型社会に向けたメッセージが込められている。
左胸には「ULTRAMAN」ロゴをプリントし、左袖口には「JAL」タグを採用。そして、バックプリントには、「地球を救う!」ウルトラマンならびにウルトラセブンのシルエットが、スタイリッシュに描かれている。
また、杢グレー(もくぐれー)のニュアンスカラーは、様々なスタイルにマッチするだろう。
バルタン星人を奢ったアイテムも登場予定
同プロジェクトでは、今後も多彩な再生素材アイテムを展開予定。ウルトラマンデザインのトートバッグをはじめ、ウルトラマン&バルタン星人を奢ったポロシャツやマルチバッグ、バルタン星人キャップなどが、4月26日(金)のリリースを控えている。
作る人・着る人のやさしさが伝わる再生素材アイテムは、日常使いからキャンプやゴルフまで、様々なシーンにマッチすることだろう。
JALリサイクルプロジェクト
(zlatan)
※価格はすべて税込
* リサイクル原料含有率は20%以下