チェルシー(イングランド1部)が、バルセロナ(スペイン1部)に所属するフランス代表DFジュール・クンデ(25)の獲得に興味を示しているようだ。スペイン『Fichajes』が伝えた。
フランス代表として24キャップを誇るクンデは2019年夏に加わったセビージャで、快足を生かした守備範囲の広さや対人の強さなどを武器に世界屈指のDFに成長。今季は右サイドバックやセンターバックを主戦場にここまで公式戦32試合に出場して2ゴール3アシストを記録している。
そんなクンデに対して、過去数回にわたって獲得に動いていたチェルシーが再び視線を注いでいるという。チェルシーは今季限りでブラジル代表DFチアゴ・シウバが契約満了に伴い今季限りで退団するとの見方が強まっていることから、フランス代表DFへの関心を強めているようだ。
そして、チェルシーはクンデの獲得に向けて21日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16のナポリ(イタリア1部)戦にスカウトを派遣していたとのこと。ただ、同選手にはニューカッスル・ユナイテッド(イングランド1部)やアーセナル(同1部)など複数クラブも目を光らせているようだ。
ただ、クンデは2022年にもチェルシーからオファーを受け取っていたものの、条件が低かったバルセロナへの移籍を決断していた。また、複数クラブからの関心がありながらも、バルセロナ残留を望んでいるようだ。