バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)が、所属するカナダ代表DFアルフォンソ・デイビス(23)の去就について話し合ったようだ。
母国のバンクーバー・ホワイトキャップスでプロキャリアをスタートさせたデイビスは、2018年夏にバイエルン入り。左サイドバックにコンバートされると、圧倒的なスプリング能力と高い攻撃力を武器に今季もここまでブンデスリーガ19試合で3アシストを記録している。
そんなデイビスとバイエルンの現行契約は2025年夏まで。そのなかで、ドイツ人記者のフロリアン・プレッテンベルク氏によれば、バイエルンのスポーツディレクター(SD)を務めるクリストフ・フロイント氏は数日前にミュンヘンで同選手の代理人であるニック・ヒューセと会談を行った模様だ。
その話し合いの焦点はこれまで以上にオープンになっているデイビスの去就に関するものだという。現時点でバイエルンはデイビスと契約延長するよりも、現行契約が残り1年になる今夏に移籍金を残してクラブを離れることを期待しているようだ。
なお、カナダ代表DFはすでにレアル・マドリードと個人合意に至っている模様。マドリードは同選手の獲得に向けて移籍金最大4000万ユーロ〜5000万ユーロ(約65億20000万円〜約81億5000万円)を支払う用意があるというが、バイエルンとの現行契約が残り1年ということを鑑みて大幅な値下げを要求する可能性があるようだ。