ミカエル・オリーズ 写真:Getty Images

 ユベントス(イタリア1部)が、クリスタル・パレス(イングランド1部)に所属するフランス人MFミカエル・オリーズ(22)の獲得に興味を示しているようだ。イギリス『テレグラフ』が伝えた。

 世代別ではフランス代表としてプレーしていたものの、イングランド生まれで、ナイジェリア人の父親とアルジェリアにルーツを持つフランス人の母親を持っていることから4ヶ国でプレーできる資格を持っているオリーズは2021年夏にパレスへ加入。今季は負傷の影響で出遅れたものの、ドリブルスキルや推進力を武器にここまでプレミアリーグ11試合で6ゴール3アシストの数字を残している。

 昨夏にはチェルシー(イングランド1部)移籍が間近に迫りながらも、パレスと2027年夏までの新契約を結んだオリーズに対して、ユベントスが争奪戦参入を画策している模様。ただ、同選手には右ウイングの補強を画策しているマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)と、昨夏に続いてチェルシーも目を光らせているという。

 そのなかで、ユベントスはプレミアリーグのライバルと同じ移籍金を提示できる可能性が低いため、フロジノーネにレンタル移籍中のアルゼンチン代表FWマティアス・スーレの譲渡を盛り込んだオファーを用意している模様。アルゼンチン代表にも招集された経験を持つ同選手は右ウイングを主戦場に今季のセリエA23試合に出場して10ゴール2アシストを記録している。