ユベントス(イタリア1部)が、モンツァ(同1部)に所属するイタリア人GKミケーレ・ディ・グレゴーリオ(26)の獲得に興味を示しているようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。
インテル下部組織出身のディ・グレゴーリオはイタリアの複数クラブへのレンタル移籍を経験した後、2020年8月にモンツァへレンタルで加入。2022年8月から完全移籍に切り替わると、抜群の反射神経を生かしたシュートセービングを武器に今季はここまでセリエA22試合に出場して11度のクリーンシートを達成している。
そんなディ・グレゴーリオに対して、現在33歳とキャリア終盤に突入しているポーランド代表GKボイチェフ・シュチェスニーの後継者を探しているユベントスが今夏の獲得を検討している模様。2025年夏まで契約を残しているポーランド代表GKだが、年俸650万ユーロ(約10億6000万円)を受け取っていることから移籍金次第では今夏に放出する可能性もあるという。
そのなかで、ユベントスは同選手は好パフォーマンスをしていることを受けて、ビッグクラブへのステップアップが期待されていることから争奪戦を避けるために早期での獲得を画策しているようだ。
ただ、古巣のインテル(イタリア1部)がディ・グレゴーリオの移籍金を一部獲得できることから、イタリアクラブへの移籍ハードルを高めているという。しかしながら、イタリア人GKはステップアップへの準備が整っていると感じているようだ。