昨年7月、浅間山麓から八ヶ岳と佐久平を一望できるカフェ「TSUGUMORI(つぐもり)カフェ」が長野県小諸市に開業。
今回、2月23日(金)に、同カフェの2階に1日1組限定の宿泊スペース「TSUGUMORI ステイ」がオープン。
最高の景色、そして四季の移ろいを感じることができる、特別な場所だ。
自然の一部になれる、自然と協和した施設
「TSUGUMORI」は長野県小諸市の浅間山麓に位置し、高原野菜の畑の中にある。
「八ヶ岳連峰と佐久平を一望できるこの土地を残したい」という想いから、50年以上放置されてきた耕作放棄地を2年にわたり整備し、誕生。大型重機を使用する大規模でスピード感のある開発ではなく、残せる自然は残しつつ、継続性を持って人の手で作り上げていく場所、そんな想いをこめて「継ぐ杜」と名付けたことが由来となっている。
そして「丁寧に整備したこの地に、自然と協和した循環型の継続性のあるコミュニティを作ること」、それが同施設の目的だ。 この場所に来ること、関わることで自分たちが自然の一部であることに気づき、より良い人生を見つけるきっかけとなれたら、と考えている。
1日を通して体験したい、浅間山麓の自然と景色
八ヶ岳連峰と佐久平を正面に見渡すことができ、高原野菜の畑に囲まれた同施設。日中も雄大な景色を望むことができるが、早朝、夕暮れ、そして夜景や星空に心奪われる場所だ。
その感動と四季の変化を存分に味わってもらいたいと、カフェの2階に1日1組限定の宿泊スペースを作った。
同施設には、古民家から再生した古木を一部使用しており、新旧の木材が作り出す空間は、初めて訪れても帰ってきたような安心感がある。新旧の木材と、和洋折衷の調度品が作り出すテイストを楽しみたい。
同施設にはキッチンを完備しているので、長期滞在や料理を楽しみたい人にもおすすめだ。
そして、カフェの営業時間外は敷地に人の出入りもなくプライベートな空間となるので、自由に過ごせる。
カフェやガーデンでくつろぐ
同施設のカフェは、信州の食材をふんだんに使用した「地産地消カフェ」だ。
A5〜A4等級の黒毛和牛と信州産りんごを使用した「黒毛和牛のビーフカレー」や、信州産のりんごと人参、玉ねぎ、えのき茸、エリンギなどの野菜をたっぷりと入れた「国産牛肉と信州素材のキーマカレー」など、手作りカレーを中心に、心もお腹も満たす食事、スイーツやドリンクを用意している。
また、小諸市在住のガーデナー和久井道夫さんをヘッドガーデナーとし、同施設の建物周囲にはガーデンを併設している。
室内の中からの風景だけでなく、敷地内のガーデンを自由に歩いて四季折々の植物やそこから見る風景を楽しもう。
信州の自然と景色を、ゆったりと暮らすように体感してみては。
TSUGUMORI ステイ
所在地:長野県小諸市柏木1389
宿泊料金:1泊2名利用 35,000円〜(税込、クリーニング費用10,000円別)
入退室:チェックイン15:00~19:00 チェックアウト11:00
定員:4名(大人最大3名)
休業日:不定休
カフェ営業時間:10:00〜16:30
カフェ定休日:火・水曜日
(田原昌)