リバプール(イングランド1部)が、スポルティングCP(ポルトガル1部)を率いるルベン・アモリム監督の招へいに興味を持っているようだ。イギリス『インデペンデント』が伝えた。
プレミアリーグで首位に位置するリバプールだが、UEFAチャンピオンズリーグ制覇やプレミアリーグ優勝に導いたユルゲン・クロップ監督が今季限りで退団することが決定。その後任としてクラブOBで今季のブンデスリーガで首位に位置するバイエル・レバークーゼン(ドイツ1部)を率いるシャビ・アロンソ監督の招へいを目指しているとされている。
しかし、シャビ・アロンソ監督にはトーマス・トゥヘル監督とシャビ・エルナンデス監督がすでに今季限りでの退任が決定しているバイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)とバルセロナ(スペイン1部)も関心を示している模様。そのため、スペイン人指揮官の引き抜きに失敗した場合、日本代表MF守田英正を指導するアモリム監督が最有力な候補になるという。
ただ、アモリム監督はシャビ・アロンソ監督ほどではないものの、ビッグクラブからの関心を集めているようだ。
現役時代はベンフィカなどでプレーしたアモリム監督は、カーザ・ピアで指導者キャリアをスタートさせると、ブラガを経て、2020年3月にスポルティングの監督に就任。翌年にクラブを19年ぶりのプリメイラ・リーガ優勝に導くと、今季も首位のベンフィカと勝ち点で並ぶ2位に位置している。