LTVを考えてどうするべきか
筆者も、小さい娘を連れて某居酒屋チェーン店に入ろうとしたら断られたことがある。そんなルールはどこにも書かれてはいない。途方に暮れて商店街を歩いていたら、某焼肉チェーンが店前で「どうぞ」と声をかけてきたので、うれしくなって入った。そのチェーン店に対しては今でも良い印象を持っていて、その後も定期的に利用している。
最近は、飲食店でもLTV(顧客生涯価値)の考え方を導入することが増えてきている。新規の顧客だけを回して店を運営していくのは、非常にコストがかかる。一度、店に来てくれた人をどのようにリピートさせるのか、あわよくば今後も継続的に利用してもらえるようにしていくことが問われていく。
店舗の商圏には子連れというライフステージが少なからず存在しており、どのように対応していくのかによって今後の客層は変わってくるはずだ。どうするかは、あくまで店舗の判断にはなる。店舗での体験というのは当事者である顧客が必ず覚えており、今後もそのお店を継続的に利用するかどうかもそこで決まる。そして、その声はSNSや口コミですぐに拡散される時代であることを忘れてはならない。(イデア・レコード・左川裕規)

(画像=『BCN+R』より 引用)
提供元・BCN+R
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